妊活中の食事について 重ね煮コラム

疲れやすい原因は鉄分不足のせい?妊活にも影響する鉄分を効率よく摂る方法

こんにちは!
重ね煮アカデミーあかつきの
松本千秋です^ ^

現代女性の約9割が鉄不足
鉄分が足りていないと
細胞が酸欠状態になり
疲れやすさだるさを招きます。

また、脳にも影響が及ぶので
心の不調も招くことが知られています。

妊娠しやすい体をつくるためには
心と体が整っていることが大切です。

今日は鉄分を効率よく摂るための
コツをお伝えしますね^ ^

鉄分の多い豆はお味噌汁で摂ろう

鉄分と聞くと、赤身のお肉をイメージ
するかもしれませんが
実はにも鉄分が多く含まれています。

なぜお味噌汁をおすすめするかというと
日本人であれば、お味噌汁をいただくことは
腸内環境が整う食べ方だからです。

昔の人が長年食べてきたもので体が整う理由

腸内環境は民族単位
細菌の構成が異なります。

長年食べ続けてきたもの
消化酵素や骨格が作られています。

例えばヨーロッパの人々は
乾燥した地域でも育つ
小麦を栽培して、パンやパスタにして
栄養を摂り続けてきた歴史があります。

一方、日本は湿度のある国。
イネが育つ気候なので、
米を食べて命を繋いできました。

 

消化能力があるということは
栄養を効率よく吸収できるということ。

昔の人が何を食べてきたのか?
考えることが、体を整える鍵を握ります。

体温を上げると鉄分の吸収は良くなる

さらにお味噌汁の良いところは
温かい状態で食べるということ。

体温が低いと、消化酵素がしっかりと働かず
栄養の吸収も悪くなってしまいます。

温かいお味噌汁をいただくことで
鉄分を効率よく吸収できるのです^ ^

「ヘム鉄」か「非ヘム鉄」かで吸収率が変わる

鉄分はヘム鉄非ヘム鉄の2種類があります。

これは鉄の分子が
タンパク質に覆われているかどうかの違いで
ヘム鉄はタンパク質に覆われていますが
非ヘム鉄はタンパク質に覆われていません。

鉄分は他の成分の存在によって
体に吸収されづらい特徴がありますが
タンパク質に覆われているヘム鉄は
吸収阻害を受けづらいため
非ヘム鉄よりも吸収率が良いことが
知られています。

葉物野菜でビタミンCを補い摂取量も増やす

ヘム鉄は、お肉や魚介類などの
動物性食品に含まれるのに対し

非ヘム鉄は、葉物野菜、豆類などの
植物性食品に含まれています。

非ヘム鉄の吸収を上げるには
ビタミンCが必要で
葉物野菜にはビタミンCが多く
含まれています。

汁を丸ごといただけるお味噌汁に
葉物野菜を入れることで
鉄分の吸収率が上がり
さらに摂取量を増やすことができますね^ ^

鉄分と一緒にタンパク質も摂ろう

鉄は血液が主成分であるヘモグロビン
作る時に必要になります。

そのため、月経のある女性は
慢性的な鉄不足になりやすいのです。

ヘモグロビンを作る際には
タンパク質も必要とするため、
鉄分を補うでだけでは
不調は改善されません。

ご飯とお味噌汁はタンパク質をつくる最高の組み合わせ

お味噌汁をいただこうと思ったら
自然とご飯を選ぶかと思います。

このご飯とお味噌汁の組み合わせ。

何が良いかというと
タンパク質を十分に合成することが
できる食べ方なのです。

ご飯だけだと
タンパク源としては不十分ですが
お味噌汁の大豆と併せてとると
足りないタンパク源を補ってくれます

ご飯とお味噌汁をしっかりと食べることで
良質なタンパク質も摂れるるのです。

1日3食食べて鉄分を摂取する機会を増やそう

1日1~2食などの人は3食にすることで
鉄分を摂れる機会が増えますね。

特に朝ごはんを食べることは
エネルギーを作り出して
体温を上げることに繋がります。

1日を元気に過ごすためにも
朝ごはんは食べた方がおすすめです。

ご飯とお味噌汁を習慣にして
鉄不足を解消させましょう!

 

この記事を書いた人

松本千秋
重ね煮アカデミー®あかつき 代表

重ね煮と出会い、数々の心と体の不調が改善。さらに料理嫌いも卒業し、ますます重ね煮のとりこに。妊活をしている人や料理が苦手で体調を自分で整えられない人へ、たのしく・おいしく体質改善ができることを伝えるべく、重ね煮アカデミーの師範になる。

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