こんにちは!
重ね煮アカデミーⓇあかつきの
松本千秋です^^
妊活中に風邪を引いた時
薬を飲んでいいのか心配になりませんか?
風邪薬は、有効成分である
化学物質によっては
子宮や胎児に影響するものがあり
服用する際は医師に相談する必要があります。
また、安全性に問題がないと
言われている薬もありますが
長期的にどのような影響が
及ぶかまでは完全にはわかっていません。
これらの理由から、日頃から
薬に頼らない生活をおすすめしたいですが
いくら気を付けていても
風邪をひいてしまう時はありますよね。
そこで今回は、妊活中・妊娠中に
薬に頼らずに体調を回復させる
手当てについてご紹介したいと思います。
「手当て」とは早い回復を促すための対処法
手当てとは、症状が重くなって
薬で対処することではありません。
症状が重くなる前に対処して
回復を早めるためのものです。
まず、体調が優れない時は
栄養をたくさんつけようと
たくさん食べるのではなく
胃腸を休ませてあげることが
一番かんたんにできる手当てです。
免疫力を発揮させるためには
回復のために、エネルギーを集中
させてあげることが大切です。
免疫を司っているのは主に腸です。
風邪を引いている時に
たくさん食べてしまうと
消化にエネルギーが使われてしまい
回復にエネルギーがまわらなく
なってしまいます。
そのため、食べる量を減らし
消化に良いものを摂ることが
免疫力の発揮に繋がるのです。
手当てのメリット:副作用の心配がなく家計にやさしい
風邪を引いた時など体調が悪い時は
食欲がある時は「食べる手当て」、
食欲が無い時は「飲む手当て」をして
消化吸収しやすいものを
体に入れてあげます。
これらの手当ては
身近な食材でできるので
副作用の心配が要らず
安心して対処することができます。
また、薬のように飲み合わせを
心配する必要もありません!
そして身近な食材なので安価。
家計にやさしいのも
嬉しいポイントですね♪
【食べる手当て】りんごの葛あん煮
食べる手当ての一例として
「りんごの葛あん煮」のレシピを
ご紹介します^^
<材料>
↓鍋のフタ
ーーーーーーー〇ーーーーーー
レーズン 大さじ2
レモンの皮 適量
りんご 1個(いちょう切り)
ーーーーーーーーーーーーーー
↑鍋の底
梅酢 小さじ1/3
水 1/2カップ
レモン汁 小さじ1
本葛粉 小さじ2
<作り方>
1)鍋にりんごから順に材料を重ねて
梅酢と分量の水を加えたら
フタをして約2分中火にかける。
2)湯気が出たら弱火にし
やわらかくなるまで約5分煮る。
3)レモン汁を加え、水で溶いた
葛粉でとろみをつける。
りんご:お腹の調子を整えやすくしてくれる
りんごは医者いらずと
言われるように、りんごは
体を整えてくれる果物として
世界的に知られていますよね。
りんごにはペクチンが
多く含まれていて
お腹の調子を整えやすく
してくれる効果があります。
腹痛や便秘が続く時の
手当てとして助けになってくれますよ。
本葛粉:からだを温める作用あり。飲むお手当にも
本葛粉は初めて見た方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
くず餅の材料として使われる本葛粉。
スーパーでは、白玉粉や米粉売り場の
近くに置いてあることが多いです。
葛の根が原材料なのですが、
葛は陽性の強い食材で
体を温める作用があります。
体温は免疫機能に大きく関わりがあり
一般的に体温が1度下がると
30%免疫力が下がると
言われています。
体は内側から温めるのが効果的。
お湯で溶かして、葛湯として飲むのも
かんたんにできるお手当法です。
家に常備しておくと
いざという時に心強いですよ♪
【飲む手当て】煎り玄米入り野菜ポタージュ
次に飲む手当てのレシピのご紹介です。
玄米、野菜、水、塩だけで作るのに
とてもおいしく、消化吸収のいい
絶品ポタージュ。
体調が悪い時に
おいしくいただいて回復できるので
重ね煮アカデミーⓇでは
「命のポタージュ」とも呼ばれています^^
<材料>
↓鍋のフタ
ーーーーーーー〇ーーーーーーー
煎り玄米 大さじ2
にんじん 40g(いちょう切り)
玉ねぎ 120g(薄切り)
かぼちゃ 180g(大き目角切り)
パセリの軸 1本(適当な長さ)
キャベツ 50g(色紙切り)
ーーーーーーーーーーーーーーー
↑鍋の底
水 3カップ
塩 小さじ1強
こしょう 少々
<作り方>
1)図のように野菜を重ね
ひたひたの水と共に強火にかける。
2)よい香りがしたら弱火にし
やわらかくなるまで煮る。
途中で塩の半分量を入れる。
3)荒熱をとってミキサーにかけ鍋に戻す。
4)残りの水を加え、火にかけながら
調味料で味を調える。
煎り玄米:ノンカフェインで解毒作用あり
煎り玄米とは、玄米を
フライパンできつね色になるまで
乾煎りしたものです。
完全栄養食と言われている玄米は
栄養分が豊富な分
消化に負担がかかります。
胃腸が弱っている時は
煎ってポタージュに入れることで
消化の良い状態にすることができます。
また、お湯1.2ℓに煎り玄米を
大さじ2加えて、玄米の粒が弾けるまで
弱火で煮だした「玄米茶」もおすすめです。
ビタミンが豊富なので、不調な時に限らず
普段の飲み物としてもいいですよ♪
台所でできる手当てを実践しよう!
いかがでしたでしょうか?
妊活中・妊娠中に体調が悪くなっても
すぐに病院や薬に頼らなくて
いいことがわかれば安心ですよね。
先人達が長年実践し続けてきた
体を整える知恵でもあるので
現代に生きるわたし達にとっても
体に負担をかけずに
回復することができるのが
最大のメリットかもしれません。
台所でできる手当ては
あなたの強い味方になりますよ^^