食事はケチらないで
お腹が空いていたら食べる
ということを
徹底したことで
わたしの体は徐々に
元気を取り戻していきました。
理由は単純明快。
栄養不足が解消されたからですよね。
外食好きとはいえ
毎日外で食べるわけにも
いかないので
家で食事をする時は
冷蔵庫にある食材を使って
「なんとなく、おいしそうかな」
程度のクオリティで
食事をしていました。
和食、洋食、中華風の料理。
100%おいしいとはいえなくても
食べたいものを食べられるのって
こんなにも幸せなんだ。
自分で料理をして
食事ができるありがたみを感じたのは
この時が初めてでした。
妊活中にうつっぽくなった時は
お腹が空いていても
・太りたくないから我慢しよう
・お金稼いでないから
お腹いっぱい食べるのは控えよう
そんなやせ我慢をしていたので
「きちんと食べる」を続けた結果、
だんだんと心も元気に
なっていきました。
いつしか、うつ症状も治まり
毎日がなんとなく楽しいな、
と思える状態にまで回復。
食事を見直したことで
わたしは生きる気力を
取り戻すことができたのです。
そんな日々を過ごしていた時、ふと
「あれ?そういえば生理が来てないな」
と思い、基礎体温表を確認すると
生理予定日を何日か過ぎている
ことに気が付きました。
妊活中は、毎日毎日
基礎体温表とにらめっこ。
・いつ排卵があるか?
・これは高温期と言えるのか?
そんなことばかり
意識していたわたしだったので
久しぶりに基礎体温表を見て
「もしかしたら…」と思いました。
妊娠検査薬で調べてみると
結果は陽性。
実はこの瞬間、
妊娠することは諦めていた時だったので
うれしいというより
少し複雑な気持ちでした。
自分の気持ちさえも
コントロールできないわたしが
子どもを育てるなんて
絶対に無理。
妊活を辞めたのは
子育てする自信が無いから
辞めたという理由が
大きかったからです。
でも、妊娠した。
生きていく上で
何かに執着するよりも
手放すことが大切だと
何度も聞いていたのに
妊活に関しては
「妊娠した・してない」という結果に
とことん執着していたわたし。
手放すことで
新しいものが入ってくる、
人生が好転する
ということを
身を持って体験することに
なりました。
それと同時に、
食事を見直したことで
毎日が楽しいと
感じられるようになったので
食事ってこんなにも
大切なことなんだ!!と
頭に強く刻み込まれたのです。
そんな経験があったので、
食事や栄養について
「もっと学びたい!」という
気持ちが沸き上がり
強い体を作るには
何を食べたらいいのか?
食材が持つ栄養素に
興味を持ち始めることに
なったのです。
つづく