重ね煮アカデミーⓇあかつき
松本 千秋
わたしの夢は"食"が原因で不調を起こす人をゼロにすること
こんにちは!重ね煮アカデミーⓇあかつきの松本千秋です。
わたしの夢は”食”が原因で不調を起こす人をゼロにすることです。なぜなら、かつてのわたしは妊活中に食事が疎かになっていたことで、心と体に様々な不調を抱えていたからです。
悩みがグンと減り毎日が楽しい!
以前のわたしは、とにかく疲れやすい体でした。仕事への集中力もほとんど無く、午後は必ず少しでも寝ないとやっていけない程。
何か興味のあることがあってもやる気が持続せず、すぐに疲れてしまい中断。「物事が長続きしない」と落ち込み、自分を責めることもたくさんありました。
しかし、重ね煮を知った現在、今は元気に子どもと同じように走り回れるくらい体力をつけることができました。
苦手だった早起きもすんなりできるようになり、さらに心も穏やかに過ごせ、1日が充実し始めるという変化が起きました。
この頃から物事をシンプルに考えられるようになり、「やりたいことをやる!」と決めたことに集中して取り組めるようになっていました。
食事を変えたことで、体だけではなく心にも変化が起こったことに何より驚きました。
「病は気から」と言われるように、心と体は密接に関わりあっていることを身を持って経験したことで、食事で体調を整えることの大切さを伝えていきたいと思うようになりました。
妊活中は心も体もボロボロでした
心も体も絶不調だったのは妊活をしていた頃でした。
わたしは多嚢胞性卵巣症候群で、排卵が数か月~半年に一度の頻度。30歳を迎える頃から「赤ちゃんが欲しいな」と思うようになり、婦人科に通い始めました。
生理周期もバラバラだったので、不妊治療として、排卵誘発剤を服用しタイミング療法を行っていましたが、生理が来る度に「妊娠しなかった…」と、ひどく落ち込んでいました。
なぜなら、それまでのわたしは「生理が無いのって楽でいいな~」、「妊娠したいと思った時にがんばれば、なんとかなる!」とのんきなことしか考えていなく、いざ妊活を始めた時に、うまく行かない現実を目の当たりにしたからです。
体づくりをしたいと思っても気持ちだけ焦る日々
「もっと早くから体づくりをやっておくべきだった…」と反省しました。けれど、時間を戻すことはできません。
もともと仕事は好きなので、妊娠・出産を経ても同じ仕事を続けたいと思っていましたが、妊娠したいという気持ちが先走るあまり、思い切って仕事を辞めてしまいました。
「好きなことは辞めて妊活に集中しなければならない」とストイックに考えていたからです。
気分の浮き沈みが激しく「妊活をやめる」と決意
少しでもストレスを減らすことを目的に仕事を辞めたつもりだったのですが、それによって心にポッカリ穴が開いたようになりました。
そんな心の状態で、働きながら妊娠まで至った友人の話を聞けば、友人と自分を比べては、うまくいかない悔しさや惨めな気持ちでいっぱいになっていました。
生理が来ては落ち込み「わたしなんて生きてる価値あるのかなぁ」と産婦人科の待合室で涙が止まらなくなるなど、徐々にうつ症状が出始めていました。
「自分のこともコントロールできないわたしが、育児なんてできるわけがない!」、「こんな人が母親だったら、生まれてきた子に申し訳なさすぎる」と思い、妊活はやめると決意しました。
1冊の本に出会い「食事で心の病気は治せる」と知る
妊活をやめると決めた後は、生きた心地がしない、ぼーっとした気持ちのままでいました。
何日間か過ごした後、ようやく「うつを治そう」と思い立ち、本を読み漁る生活が始まりました。
自己啓発本、心理学の本など、性格や考え方を変えるような、そんな本ばかりを最初は読んでいました。
読んだ直後は一時的に気分はよくなるのですが、長続きはせず、時間が経つとすぐに暗い気持ちになっている自分がいました。
そんな時に、「うつ」をキーワードに本を探していたところ、うつは食事で治せるという内容の本に出会いました。
その本の表紙を見た時に、「え・・・うつは性格のせいじゃないの?」と、驚いた気持ちになったのを覚えています。
そういえば、自身の生活を振り返ってみると、仕事を辞めてから食事が疎かになっていたことに気が付きました。
過去にも適応障害で会社を休職することになった時を思い返してみると、やはり生活習慣が乱れていて、食事はほとんどコンビニ食か外食だったことを思い出しました。
今の自分も、働いていないから食費を浮かさなきゃいけないと思っていて、妊娠しやすい体づくりをするどころか、栄養不足に繋がるような食事ばかりをしていたのです。
わたしの心の問題は性格のせいではないかもしれない。
そして、何事も習慣づけることが難しいわたしにとっては、食事なら毎日嫌でも続けることだから、「自分の不調を治せるかもしれない!」と、だんだんとワクワクした気持ちになっていったのです。
きちんとご飯を食べよう!と意識して過ごしていたら妊娠が発覚
それからというもの、今まで食事が疎かになっていたのを反省し、お腹が空いてたら食べる、「おいしい!」を感じる回数を増やして、料理が苦手でも自分で作って食べるようにしていきました。
すると、栄養不足だったのが解消されたのか、だんだんと気持ちが前向きになっていくのを感じることができました。
そうして1日1日を楽しく過ごすようになっていた頃、妊娠が発覚しました。
食事を見直したことで心と体の元気を取り戻し、なおかつ妊娠することができた。
そんな経験をしたわたしは「食事ってこんなにも大切なんだ!」と強く思うことになり、食についての好奇心に火が付いたのです。
食事のことを勉強し始めるが情報に振り回される日々
ネット検索から動画視聴、本を読んだり、講座を聞きに行ったりなど…食について気になったことは貪欲に調べていきました。
それは出産を終え、育児が始まった頃も続けていました。
しかし産後は、かなり神経質になっていたせいか、世の中にある食べ物ほとんどが、悪いもので溢れている!という感覚になってしまっていました。
また、妊活を始めるずっと前から体づくりが大切ということや、多嚢胞性卵巣症候群が食事が原因かも…ということも知ることになり、「なんで今まで食事に気を遣わなかったんだろう」と悔しい気持ちにもなりました。
これからは、健康的な食事にして病気知らずな生活を送るぞ!と意気込んだのも束の間。
今度は、〇〇はダメ、△△は体に良い…という情報に振り回され、スーパーへ買い物に行っても「これは体に悪いから買ってはいけない」と選択肢をかなり狭めてしまっていました。
「世の中に食べられるものってほとんど無い・・・」と感じ、いつしか食べることが苦痛になっていました。
何を食べるか考えるのが苦痛、買い物に行くのも苦痛、食べるのも苦痛…情報に振り回されるあまり、おいしいと思う感覚や食事を楽しむ心を失っていったのです。
とんでもないものに出会ってしまった!と思わせてくれた重ね煮
そんな状況の中、もともと料理が苦手だったわたしは、料理をすることがもっと嫌いになっていきました。
安全だと言われている食材を買ったとしても、おいしく調理することができなかったからです。
しかし、それら全てを覆してくれたのが重ね煮でした。
この「食」について2回目の転機となったきっかけも、一冊の本。
重ね煮という調理法であれば、かんたんにできる上に体が整うということが書かれていました。
この頃は、もうすぐ始まる離乳食づくりを控え、料理嫌いのわたしにとっては暗い未来しか見えていない時でした。
重ね煮は、使う食材を最初にすべて鍋に入れてから火にかけるという斬新な作り方。
ほぼほったらかしで楽チン、油を使わずに煮物、炒め物、和え物、蒸し物など・・・あらゆる料理が重ね煮でできると紹介されているのを目にし、こんな調理法があったんだ!と、一筋の光を見たような気持ちになりました。
最初に作ったのはお味噌汁でした。ダシを入れず、皮はほとんどむかないで手間をかけないのに、おいしくできた・・・こんなわたしでも、おいしくできたんだ!!
そしてズボラなわたしでも、やりたい!と思わせる程に、料理のハードルが一気に下がったのを感じました。
わたしは「とんでもないものに出会ってしまった!」という感覚になり、それからというもの、重ね煮を習得するよりも、重ね煮を広めたい!という気持ちに火がついてしまったのです。
師範としての学びでも感動が止まらない
本格的に学びたいと思いつつも、重ね煮を広める活動をしたいと思っていたので、重ね煮アカデミー®の生徒として学ぶという決断はできませんでした。
その数か月後、重ね煮アカデミー®師範養成プログラムの募集があることを知り、「絶対やりたい!」と沸き上がるものを感じ、参加することになったのでした。
いちから学び始めたので、他の同期のメンバーと比べたら、調理法の習得には時間がかかりましたが、わたしの人生が更に生き生きし始めたのを、全身で感じていました。
重ね煮アカデミー®では、調理の細かいコツだけではなく、食材に関する知識、先人達がどうやって命を繋いできたか?という知恵、アレルギーや生活習慣病を防ぐ・治すための食べ方、食の歴史など、今まで誰も教えてくれなかったことを幅広く学ぶことができました。
そして、その知識や知恵というものは、単に食べ方の軸を手に入れるだけではなく、人生の軸を身に着けることに繋がっていることに気が付きました。
これは、すごい。
重ね煮という調理法もすごいけど、過去のわたしのように、食の情報迷子になっている人にとっては、感動することができる一生ものの学びだと確信しました。
そして、重ね煮という調理法が、奥が深くて、「なぜだかわからないけど」重ねて煮たらおいしくなる、という法則の不思議さに、ただただ魅了されている日々を、現在も過ごしています。
体質改善はたのしく・おいしくできる!
この重ね煮なら、そして重ね煮アカデミー®での学びがあれば、仕事や好きなことを辞めなくても体質改善はできる!無理なく続けられると実感しました。
もし、今あなたが妊娠を望んでいる、もしくは、いつかママになりたいと思っているのであれば、自分の体だけではなく、赤ちゃんの体づくりにも関わる今だからこそ、重ね煮を生活に取り入れてほしいと願っています。
共に学び共に成長をたのしみませんか?
重ね煮アカデミー®では妊活中、妊娠中、産後、離乳食、介護食、防災食…人生におけるあらゆる場面での食事に困らなくて済む、一生ものの知恵が学べます。
以前は、歳をとることに対してマイナスイメージがありましたが、重ね煮を学び始めてからは、歳を重ねるごとに進化している感覚がたのしいと感じられるようになりました!
そんな幸せを、ひとりでも多くの人と分かち合いたい。
こんなに楽しいのに体が整って、毎日が生き生きするものがあるんだよ!って、悩んでる人に伝えたい。
そう思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。