重ね煮コラム

従来の日本食を見直すことで体は整う!たくさん食べない方がいい理由とは?

こんにちは!
重ね煮アカデミーあかつきの
松本千秋です^^

体力をつけるためには
栄養素を意識して
たくさん食べた方がいい
思っている方は多いのでは
ないでしょうか?

実は日本人に限らずどの民族も
飢えと隣り合わせだった
時代の方が長かったので
毎日たくさんの量を食べることは
かえって不調を引き起こすことが
知られています。

そこで今日は、どのように
日々の食事を考えたらいいのかについて
昔の日本食がどうであったかを
ベースにしてお伝えしますね。

ハレの日・ケの日とわけてメリハリをつける

昭和初期までの日本では
ハレの食」「ケの食」と
楽しみの食日常食
メリハリをつけて食事をしてました。

ハレの食とは、例えば
お正月、ひな祭りなどの
お祝いごとをする日=ハレの日
する食事のこと。

月に1~2回あったハレの日には
普段は食べないようなお刺身や天ぷらを
食卓に並べ、お腹いっぱいになるまで
たくさん食べていたそうです。

一方、ケの食とは
普段の食事のことを指します。

このように、ハレの食とケの食とわけて
メリハリをつけて食事をしていたのですね。

普段の食事は「一汁一菜」か「一汁二菜」で

普段の食事=ケの食
一汁一菜または一汁二菜でした。

穀物はご飯を中心とし
・汁物が1品=一汁
・野菜のおかずが1品(2品)=一菜(二菜)

これが日本人のケの食だったわけです。

おかずは、季節によってとれる
旬の野菜を食べていました。

旬の野菜ぱっかりを食べる
ばっかり食”。

一見、栄養バランスが崩れるのではないか?
と心配になるかもしれませんが
この食べ方こそが、体を整える食べ方です。

わたし達人間も自然の一部。

自然の流れに沿うように
食べるものが変わっていくことで
体のバランスがとれるというわけです。

1週間単位で調整する感覚で食事をとる

 

朝食、昼食、夕食と
それぞれきっちり献立を
考える必要はありません

例えば油っこい食事を夕食にとった
場合は、翌日はあっさりしたものを
食べるようにすればOKです。

飢えと隣り合わせだった先人達は
ある日は穀物が多い日、
ある日は高たんぱく質ばかりの日…と
日によって食べられるものに
変化がありました

わたし達の体は、生理的にも
こういった食べ方に順応してきたので
1日単位ではなく1週間くらいの感覚で
整えていく方が体調が整いやすいのですね。

従来の日本食に戻して体調を整えよう!

今から40年以上も前のことですが
アメリカでは当時、心臓病やガン、
血管系の病気が多く、精神的にも肉体的にも
病んでいる国”と言われていたそうです。

それから、世界各国の長寿の国の
食生活が研究され、そのひとつに
挙げられていたのが「日本食」でした。

日本食に見習い
高たんぱく、高脂肪食や
砂糖のとりすぎに注意
し、
穀物を多くとるようにと
栄養指導が徹底されることになったので
当時問題となっていた病気の数は
減少傾向にあるそうです。

しかし、現代の日本を見てみると
様々な食事が楽しめるようになった
一方で、ガンや生活習慣病、アレルギーなど
多くの疾病が増えてきています。

そういったことから、現代の日本は
従来の日本食を見直す時が
来ているのではないかと
わたしは考えています。

季節に合わせた食事のとり方
そして、それを簡単に調理する方法を
同時に学びたい方は
重ね煮アカデミーをおすすめします^^

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この記事を書いた人

松本千秋
重ね煮アカデミー®あかつき 代表

重ね煮と出会い、数々の心と体の不調が改善。さらに料理嫌いも卒業し、ますます重ね煮のとりこに。妊活をしている人や料理が苦手で体調を自分で整えられない人へ、たのしく・おいしく体質改善ができることを伝えるべく、重ね煮アカデミーの師範になる。

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