最初に作ったのは
重ね煮でつくるお味噌汁でした。
味噌汁って、普通
お味噌を最後に溶かして
煮立たせないようにしますよね？
それが、重ね煮でつくる時は
最初に味噌も入れてしまってから
火にかけて一緒に煮るんです。
そして、ダシが決め手と
言われているはずのお味噌汁に
ダシを何も入れないというのです。
今までの常識が覆される調理法に
「本当に大丈夫かなぁ？」
という気持ちと
「でも、本に書かれているんだから
きっとそれなりに美味しいはずだ」
という期待感も持っていました。
いざ、お味噌汁が仕上がって
いただいてみると
今まで食べたことがないような
ほんのり甘い、優しい味わいの
お味噌汁に仕上がりました。
「かんたんなのに、すごい！！」
この体験から、
どんどんわたしは重ね煮の虜に
なっていきました。
次は煮物を作ってみよう！
次は炒め物にも挑戦しょう！
と、好奇心がどんどん
湧いていったのです。
こんなに、奥が深くておもしろい
重ね煮をもっとみんなに知ってほしい！
と思っていたわたしは
実は、当初は「重ね煮リサーチャー」という
重ね煮を研究しながら
記事を書く仕事をしたいと
思っていました。
だけど、わたしがなりたい！と思っていた時は
募集はもう終わっていました。
悶々とした日々を過ごすこと数か月後。
重ね煮アカデミーの
師範養成プログラムの説明会が
あることを知り、
わたしは迷わず
参加することになったのでした。
この回で、やっとタイトルの
なぜ「ゆる妊活」には重ね煮？
ということに触れたいと思います。
妊活されている方ほとんどが
意識していることは
おそらく「食事」ではないでしょうか？
過去のわたしは栄養素についての
薄い情報だけを知って
満足していたタイプだったのですが
本当に大切なのは
バランスのよい食事をとって
きちんと消化することができて
体内で吸収できているか？
ということなんです。
バランスが良い食事って？
消化が良い食事って？
そんな疑問が湧いてくると思いますが
それを解決できるのが
重ね煮を中心とした食べ方になります。
そのおかげでわたしは
☑おっぱいのトラブルが無くなった
☑乳児湿疹が治まった
☑離乳食に全く困らなかった
☑疲れにくくなった
☑朝すっきりと起きられるようになった
☑料理が楽しいと思えるようになった
☑甘い物依存を卒業できた
という嬉しい変化を
手にすることができました。
そして、働きながら
食事で体を整えることを考えると
どうしても、献立を考える
ハードルが上がりますよね。
わたしみたいに
料理が苦手な人なら
尚更そう思うでしょう。
ですが
かんたんに短時間でできる重ね煮なら
忙しい人にでもできます。
むしろ、忙しい人こそ
重ね煮を取り入れることを
おすすめしたいです。
妊活するということは
妊娠した後は自分の健康だけではなく
子どもの健康も守っていかなくては
いけないということです。
体は食べたもので作られるので
何年も料理と向き合う必要がありますよね。
なので、育児って実は
妊活を始めた時から
既に始まっているんです。
妊娠したらどうしよう！
子どもの離乳食が始まったら
どうしよう！
ではなく、妊娠する前から
食事で体を整えられる
自分になっていられたら
焦らないで済みますよね＾＾
毎日忙しくても、
料理に割く時間が少なくてもいい。
重ね煮を知ると
食事をつくるストレスが
ぐんと減る人がほとんどです。
わたしが妊活中に重ね煮を知っていたら
うつになったり、食の情報に
振り回されたりしなかっただろうな
楽な気持ちで過ごせていただろうな
と、今のわたしは思うのです。
妊活に「ゆる」とつけたのは
妊活のゴールは妊娠することではない
ということを、伝えたいからです。
「いつ妊娠しても、わたしは大丈夫」
「愛するパートナーがいて
お互い健康で生きていられてることが
何より幸せだ」
と思える自分になることが
本教室のゴール。
望む未来が重ね煮で叶うことを
多くの人に伝えていきたいと
そう思っています。
