こんにちは!
重ね煮アカデミーあかつきの
松本千秋です。
妊活中に気にする栄養素のひとつに
葉酸があるかと思います。
なぜかというと、
妊娠初期(妊娠4~12週)の頃は
赤ちゃんの脳や脊髄が作られる時。
その頃に葉酸がしっかり摂れていると
二分脊椎症や無脳症、神経管閉鎖障害の
発生リスクが減らせると
知られているからです。
一般社団法人 母子栄養協会HPより
一般的な妊娠検査薬は
妊娠5週目から判断できると言われていて
その後、検査薬に反応するホルモン分泌量が
最も多くなっていくのは
妊娠12週目の頃です。
つまり、赤ちゃんにとって
葉酸を最も必要とする時期は
妊娠したかどうか、判断がつきづらい時。
妊娠初期というのは、
気付かないままに通りすぎていって
しまいやすいのです。
第一子の妊活中、
フライングで妊娠検査薬を
何回もしてしまうくらいだった
わたしでさえも
検査薬で判断できたのは
妊娠6週目でした。
当時、妊娠初期と言われる
妊娠4週目に葉酸サプリを
服用していたかというと、答えはNO。
その1か月前までは
せっせとサプリを飲んでいたのですが
なかなか授からないのに
飲み続けるなんて
お金がもったいないなぁと感じて
飲むのをやめていたんですよね。
食事で葉酸は補える
そんなわたしですが
「葉酸サプリをタイミングよく飲む」
という選択は、現在の日常生活では
していません。
なぜかというと、
日々の食事で葉酸は補えることを
知ったからです。
ちょうど1年前、
腸内解析を行ったところ
解説の時に
葉酸は腸内でつくられ
その役割はビフィズス菌が担っている
と教えていただきました。
ビフィズス菌はオリゴ糖を
エサに増えていくのですが
わたしの腸内にいたビフィズス菌は
サプリを飲んでいるくらいの数が
いたことがわかりました。
「サプリを飲まずにこの結果が
出たということは、
普段から重ね煮でお食事を
されているからですね」
と解説の際に言っていただけた
という出来事が、
現在の”葉酸サプリをあえて摂らない”
という選択に繋がっています。
ビフィズス菌を増やす野菜
ビフィズス菌はオリゴ糖をエサに
増えていくとお伝えしましたが
オリゴ糖は、例を挙げると
玉ねぎ、キャベツ、ごぼうに
多く含まれているそうです。
これらの野菜は、重ね煮で
普段の生活で自然と食べていました。
重ね煮は、自然に沿った食べ方で
旬の野菜を消化のよい状態で
いただくことができます。
栄養価が高いからといって
消化のよくない状態で食べ続けた場合
過剰摂取で不調に繋がったり
体内で吸収されずに、排出されてしまいます。
また、オリゴ糖は熱に強いので
加熱調理しても
充分に摂取することができます。
妊活中に重ね煮で食の軸を作ることを
おすすめしたのは
こういった理由もあるのです。
参考になれば幸いです。